木目込み人形『鼓』

太鼓の音は人間の心音に似ています。

心臓の鼓動に太鼓の鼓動がシンクロすることによって自らを鼓舞する性質があるそうです。

戦国時代でも、兵隊の統率をとるためや、士気を上げるために太鼓が使われていました。

太鼓にもさまざまな種類があります。

この鼓人形が持っている小鼓は、能楽や長唄などに使われる和太鼓の一種。
左手で調緒を握って右肩にのせ、右手で鼓面を打ちます。
調べ緒の握り方や打ち方で色々な奏法があります。

人形が着ている衣装は腰巻といいます。
腰巻は、室町時代の末以後から出てきたもので、打掛の上を脱ぎ、腰のところで結んで留める着方をします。

薄い桃色と江戸紫がとても華やかで雅な雰囲気を醸し出しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です