ちょっとマニアックに「筋彫り」へ注目!

雛人形の筋彫り

「筋彫り(すじぼり)」または「毛彫り(けぼり)」とは、ボディに布を木目込んでいくための溝を掘ることです。

これは仕上がりのよしあしに影響する作業のため、熟練の職人が彫刻刀を使って丁寧に彫っていきます。

真多呂人形の雛人形には、この筋彫りが細かい部分にまで施されています。
本日は例として、ちょっとマニアックな切り口ですが、飾っていれば目につかない「下側」の筋彫りをご紹介いたします!



親王の筋彫り

いかがですか?
あまり見ない角度の雛人形(親王)のポーズですが…。
女雛の袴のシワや、男雛の足など、きちんと筋彫り&木目込みがなされています。

五楽人の筋彫り

さらに、こちらは五楽人の謡です。
前から見ると可愛らしくちょこんと足が出ています。これをひっくり返すと、足の裏がこんな感じに木目込んであります。
(お人形毎に、足が見えるものと見えないものがあります。)

清苑の筋彫り

今度は雛人形ではなく、真多呂人形の代表作「清苑」シリーズの一つです。
前後左右から見ても気付かない、裏返さないと全く分からない部分に、足の裏が木目込んであります。
本当に飾っていては見えない部分ですが、こんな見えない部分にも、こだわりが隠れているのです。

そんな訳で本日は、ちょっとマニアックな裏側のお話でした。
雛人形を裏返して見てみると、新しい発見があるかもしれません!?

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