人形の取り扱いについて

人形の取り扱いって難しそうですよね。

今日はどう扱ったら長い間人形が美しい姿を保っていられるかをお伝えします。


木目込み人形のお手入れ方法

まず、お手入れ方法を説明します。
人形につもった埃はどうしたらいいでしょう。

人形の顔につもった埃は、息を吹きかけて落とします。
これだけでOKです。

また、衣装の筋などにたまってしまった埃は、毛ばたきか筆を使ってはらいます。

そして、人形が載っている台は、布やクロスなどで拭いてください。

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伊勢物語 東下り(2)

こんにちは☆
前回の「伊勢物語 東下り(1)」の続きです。

「かきつばた」を題に歌を詠み、皆が涙したところからでしたね。


行き行きて駿河の国に至りぬ。
宇津の山に至りて、わが入らむとする道はいと暗う細きに、
つた、かへでは茂り、もの心細く、
すずろなるめを見ることと思ふに、修行者会ひたり。

「かかる道は、いかでかいまする。」
と言ふを見れば、見し人なりけり。
京に、その人の御もとにとて、文書きてつく。

『駿河なる うつの山辺の うつつにも 夢にも人に あはぬなりけり』

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リニューアル!

真多呂人形販売サイトがリニューアルしました☆

今回のリニューアルでは、能や歌舞伎を題材とした、古今浮世人形がご購入いただけるようになりました。

人形には、能や歌舞伎、昔話に出てくる人形や、平安朝人形、娘人形があります。
すべて原型から手作りしている人形です。

個人でお楽しみいただくだけではなく、新築祝い、開店祝い、長寿祝い、結納など、様々な贈り物にも向いています。

写真でもその品質の良さがお分かり頂けると思いますので、是非一度サイトをご覧ください。

伊勢物語 東下り(1)

前回は、業平を主人公にした「伊勢物語 六段 芥川」を取り上げました。
人が鬼に食べられてしまう、ちょっと恐ろしい話でしたね。

「伊勢物語 芥川」に続き、今日は「九段 東下り」を、二回に渡って取り上げてみたいと思います。


九段 東下り

昔、男ありけり。その男、身をえうなきものに思ひなして、
「京にはあらじ、東の方に住むべき国求めに。」とて行きけり。
もとより友とする人、一人二人して行きけり。
道知れる人もなくて、惑ひ行きけり。

昔、男がいた。その男は、自分自身を必要のない者だと思って、
「都には住むまい、東国の方に住むところを探しにいこう」と思って行ったそうだ。
以前からの友人を一人、二人、と連れて行った。
道を知っている人もいなくて、迷いながら行った。

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伊勢物語 芥川

業平は伊勢物語の主人公であると言われています。

伊勢物語は、作者不詳で、伊勢物語を業平自身が書いたという説や、後の人が、業平の歌を物語の所々に入れて、業平を主人公にして物語を作ったという説などがあります。

古今和歌集が出される905年ごろまでには成立していたとされています。

伊勢物語は1段〜125段があり、和歌が所々に取り入れられています。
有名な歌が入っている段だけ、今回は見てみたいと思います。


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在原業平

在原業平(ありはらのなりひら825年〜880年)は、平安時代初期の歌人で、六歌仙の一人。
容姿端麗でプレイボーイであったそうです。

また、伊勢物語の主人公であるとも言われています。

真多呂人形では、「業平」という人形を作っています。

在原業平が文官の装束を着て烏帽子をかぶり、弓を持っている人形です。
高さが37cmありますので、とても存在感があります。
お顔は雛人形のような顔をしています。

インターネット上では販売していませんので、興味のある方は、『古今浮世人形のパンフレット』をご請求下さい。

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木目込み人形『翁』

こんにちは!
まだ梅雨が明けないみたいで、残念です。

今年は大幅に梅雨明けが遅れるそうです。
例年だと、関東は20日前後に梅雨明けがおとずれるそうなんですが…。

早く夏にならないかな、と思う今日この頃です。

今日はの人形をご紹介いたします。

翁というと、昔ばなしに出てくるようなおじいさんを思い出しますが、人形として作られている翁は、能の演目「翁」を表しています。

天下泰平を願って演じられる、とてもおめでたい能です。

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韓流ブーム雛

韓流ブーム雛 2005年(平成17年)

韓流という言葉の起源は、2000年前後から韓国のドラマが東アジアの国々で放送され、人気が高まりブームが起こりました。
この現象が台湾で「韓流熱風」と呼ばれ、その後中国や日本でも使われるようになったそうです。

この言葉は韓国に逆輸入されました。

2003年4月からNHK-BS2にて、テレビドラマ「冬のソナタ」が日本で初めて放映され、2004年4月3日からNHKで放映されました。
主演のペ・ヨンジュン(ヨン様)とチェ・ジウが爆発的人気となり、次々と韓国ドラマ、韓国歌手が登場し、韓流一大ブームが広がりました。

雛人形は主演の二人。
背景にはドラマの中で二人が散歩する有名な道が描かれています。

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アテネ五輪メダルラッシュ雛

アテネ五輪メダルラッシュ雛 2005年(平成17年)

2004年8月11日に始まったアテネオリンピックでは、日本選手は金16個、銀9個、銅12個の計37個のメダルを獲得。過去最多の獲得数でした。

選手数も初めて女子が男子を上回り、金メダルも女子選手が9個獲得しました。

雛人形は、女子レスリングの浜口選手の親子ペア。
背景にメダルが描かれています。

浜口京子さんはレスリングの女子72キロ級に出場し、銅メダルを獲得しました。

女子レスリングだけでも、金2個、銀1個、銅1個の、計4個のメダルを獲得しています。

こんなにメダルを取っていたんだと驚きました。

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木目込み人形『藤娘』

藤娘という人形について、今回はお話しします。

「藤娘」というのはすごくかわいい名前ですよね。

紫の藤の花を持つ女の子で、黒い塗り笠をかぶっています。
塗り笠は江戸時代女性の間で流行したそうです。

この藤娘には、どんな物語があるのでしょうか。

藤娘はもともと「大津絵」という江戸時代に大津(現在:滋賀県大津市)で流行した民芸的な絵のひとつでした。

今でも大津市では、藤娘が交通安全のキャラクターになっていて、大津交通安全協会のホームページへ行ってみると、藤娘がシートベルトをした絵が出てきて面白いですよ。

もともとは、その絵から出てきた娘が踊るという歌舞伎舞踊だったのですが、その後藤の妖精が娘に姿を変えて踊るという内容に変化し、そのスタイルが一般的になったそうです。

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